ヒーローズ(株) 読了
本の紹介
北川 恵海さんのこの本は前回読んだ「今から仕事やめてくる」と同じように読んだひとを勇気づけてくれる本である。いやあ北川さん最高だあ。どうやら続編もあるらしい。いつか読んでみたい。
心に刺さった文章
横断歩道を隔てた「あちら」と「こちら」は、まるで別世界のようだった。 P12
「いまだにその、背中に羽の生えた男とあったことがないのですよ」 P105
「どんな仕事でも常にうまくいくことなどございませんからね」 P108
「ね、生きることなど容易いでしょう?」 P109
人間は考えることを放棄した瞬間、人間ではなくなるんですよ P143
「天才とは努力をする秀才のことである」 P180
「成功への唯一の近道は、遠回りをすることです」 P181
「きっかけは間違いなくオレです。どうしようって思いました。オレのせいで、、、。でも途中から考えるのやめました」 P225
あんなに楽しかった書くことは義務になった。あれはダメ。これもダメ。自ら選択肢を狭め、自分で自分の首を絞めていることにさえ気が付かなくなっていた。 P267
僕にも一生離れないファンが最低一人はいるんだと思えたから。味方がいる。これほど頼もしいことはない。 P279
その影響が大きいか小さいかはさておき、人生と生えてしてそのようなものだと私は思います。 P284
近所のおばあからタダでもらうリンゴと、孫が働いたお金で買っちくれたリンゴが同じ味なわけなかろうよ P289
人の道なんてもん、変えよう思って変えられるもんやなかとよ P291
俺は周りの言葉に流されずに俺自身をしっかりみてくれる人を見つけるから P313
今後の自分へ
八方美人よりも、コアなファンを作ること。自分を肯定してくれる数人がいるだけで幸せであると思うこと。一部の人からは嫌われることを惨めに思わないこと。この職業だからこそ、細く長く生きていくための必勝法だと思う。結局人を変えられるのは自分自身だけだ。深追いには気をつけろ。
最後に
作者の作品には本当に心に染み入る。人の弱さはもちろん、可能性を感じずにはいられない作品であった。自分が信じることを流されずに実行する強さ。考えを放棄して、大勢の側に映ってしまう弱さ。全員が敵になっても味方が一人でもいてくれればそれで良いと思える心持ち。一人よりもその他大勢を意識してしまう性質の弱さ。全部自分がいて、けどそれが覆るのでないかと思わせてくれる作品。絶対に続編も読むぞ。

