欲が出ました 読了
本の紹介
ヨシタケ シンスケさんの『欲が出ました』を読み終えた。著者の絵本は独特で、絵本ではないが、「この本は」、「本でした」という又吉さんとのエッセイ?に感銘を受けてから、ファンになっている。その方が書いた「欲が出ました」とはどんな欲なのか早速読んでみた。
心に刺さった文章
さあ、今日も元気に顔色伺っていこう。社会人がやっていることってほぼこれなのではないか P37
本当は、もう自分で言えってだけの話なんですけど、でも名指しで言うと怒られちゃうから、人類全体に言ってもらいたい。 P47
優しくそーっと引っ張ると、尻尾の持ち主の正体を見ることができる。よーく見るとこの世界のいろんなところに尻尾が出ている。 P76
もし、嫌なことを言ってくる人がいたら、優しいにYESしたじゃないですか、それなのに文句って最初の申告であなたは嘘をついていますねって、ちょっとこっち側に優位に立てるじゃないですか。 P103
どんな人でも実は欲しがられてるのって一部だけなんですよ。その一部を欲しがってもらえるのって幸せなことなんだと思う。しかも今後はその部分が増えるかもしれない。 P112
遠い未来、この本の何かしらの価値が見出される可能性が全くないことは誰も証明できないのです。 P151
今後の自分へ
湧き出る感情は一見負の感情かもしれないけど、こうして書いている人のものを読むと負をポジティブに昇華している。自分もこうなりたい。負の感情をいい感じにしてみたい。たくさん打たないとできる代物ではないけれど。
最後に
やる気が著しく低下した2月。何とか読み切れるものをと思って手にしたのがこちらの本。なるべく薄い本をと思って手に取った欲にまみれた人間だ。
人間の弱さは誰にでもあるのだなと感心した。自分の弱さが肯定されるわけではないけど、何か嬉しいというか清々しいというか、スッキリした気分になった。

